南北線を語る上で外せないのが、混雑緩和と直通先との編成長統一を目的とした東京メトロ南北線8両編成化の進展です。2023年3月の相鉄・東急新横浜線開業に合わせ、各直通先では8両編成の運行が本格化しました。
東京メトロでは、既存の9000系B修繕編成向けに中間車2両(増結用)を新規製造し、従来の6両編成から8両編成へと順次組み替えを進めています。この中間増結車は、座席端部にガラス製大型仕切りを採用し、最新の車内防犯カメラやフリースペースを設けるなど、実質的に新世代車両のクオリティを備えた仕様となっています。
しかし、全編成を一気に8両化するには車両基地の留置能力や予備車の確保、車両製造のスケジュール調整が必要です。南北線ダイヤ改正最新情報を追うと、8両編成の運用比率は着実に高まっているものの、依然として6両編成の運用も一部残存しています。すべての運用を8両編成で統一するタイミングこそが、新型車両の形式登場と完全に合致するタイミングになるとみられています。