ネットスラングとしての「笑」や「w」の扱いも、この数年で大きく変化した。かつては単に文末に添える記号に過ぎなかったが、現在ではイラストそのものが「笑」の感情を代弁する強力なメディアとなっている。
長文のテキストメッセージを忌避する若い世代にとって、シュールな1枚絵は自分の複雑な感情(例えば「あきれ」「自虐」「照れ」など)を瞬時に表現する手段として機能している。一方でミドル層にとっても、複雑なネット文脈を読む必要がないシンプルな視覚的ギャップは親しみやすく、世代の壁を超えた共通言語になりつつある。