28人のプロテクト枠を考える上で極めて重要なのが、「そもそも人的補償の対象にならない選手」の存在です。以下の選手は28人の枠にカウントする必要がありません。
① 外国人選手
支配下登録されている助っ人外国人選手は、野球協約により人的補償の対象から除外されています。そのため、どれほど高年俸・主力級の外国人選手であってもプロテクト枠を使う必要はありません。
② 直近の新入団選手(新人ドラフト獲得選手)
その年の秋のドラフト会議で指名され、新たに入団したルーキー選手も人的補償の対象外です。プロ入り直後にいきなり他球団へ流出する事態はルール上防がれています。
③ 育成契約選手
育成選手も人的補償の指名対象外です。ただし、この規定を逆手にとって「主力を一時的に育成契約へ落としてプロテクト枠を浮かせるのではないか」というモラル上の議論が度々巻き起こっており、球界内でも注視されています。
これらの対象外選手を除いた「支配下登録選手」の中から厳選した28人をリスト化し、FA契約締結公示から原則2週間以内に相手球団へ名簿を提出しなければなりません。