一昔前まで、地方局のアナウンサーが全国的な知名度を得るには、ごく限られた全国ネット番組への単発出演を待つしかなかった。しかし、その障壁を一気に打ち砕いたのが民放公式テレビ配信サービスTVerの普及と、個人の発信力を最大化するソーシャルメディアだ。
深夜や早朝に放送されているローカル独自のバラエティ番組であっても、配信を通じて日本全国どこからでも高画質で視聴できる。さらに、Instagramに投稿される日常のコーディネートやNG集、YouTubeでの撮影裏話企画などがアルゴリズムに乗って拡散。放送地域の壁をあっさりと飛び越え、全国規模のファンコミュニティが瞬く間に形成される仕組みが定着した。