今大会に向けて発表された変更点は、長年参加してきたベテランランナーの間でも大きな議論を巻き起こした。給水体制の抜本的な見直しや関門閉鎖時刻の微調整など、運営側は安全確保を最優先に掲げたアップデートを次々と打ち出している。過酷さを売りにする時代から、いかに命を守りながら完走へと導くかというフェーズへ、大会の思想自体が大きく舵を切った形だ。
特に注目すべきは、救護班の配置間隔が短縮され、最新の冷却スポットがコース上に増設された点だろう。熱中症によるリタイア率を下げるための科学的アプローチが導入されており、最新情報として公開されたガイドラインには、給水所で提供される電解質ドリンクの濃度管理まで細かく記載されている。これらの詳細まとめを確認すると、主催者側が抱く危機感の強さが如実に伝わってくる。