まぶたのしこり霰粒腫とは?ものもらいとの違いと切開を避ける治し方

まぶたのしこり霰粒腫とは?ものもらいとの違いと切開を避ける治し方

まぶたのしこり霰粒腫とは?ものもらいとの違いと切開を避ける治し方について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

受診動機として極めて多いのが、「目薬を差して1カ月経つのにしこりが一向に小さくならない」「放置して自然治癒するのか」という切実な悩みです。

結論から言えば、数ミリ以下の初期の霰粒腫であれば、体内のマクロファージによる貪食作用によって数週間から数カ月かけて自然に吸収・消失することは十分にあり得ます。しかし、すでに被膜が完成し、硬結(こうけつ)化してしまったしこりは、外側を強固な結合組織に覆われているため、自然治癒を期待して半年以上放置してもサイズがほとんど変わらないケースが散見されます。

自己判断で誤った対処をしないためにも、まぶたに生じる代表的なトラブルの病態と治療の違いを客観的に比較・整理しました。

疾患・病態主な症状・しこりの特徴一般的な治療基準・費用相場編集部の見解・経過のリアル霰粒腫(無菌性)無痛〜軽度の違和感。触れるとグリグリと硬い可動性のしこり。温罨法、ステロイド注射(約1,500〜3,000円)、切開摘出術(約3,000〜7,000円)
※3割負担時抗生物質は効果薄。しこりが巨大化すると角膜を圧迫し乱視を引き起こす場合があり放置は禁物。麦粒腫(細菌性)急激な発症。明らかな赤み、熱感、まばたき時の自発痛・圧痛。抗菌点眼薬・眼軟膏・内服薬の処方(診察・薬代で約1,500〜2,500円)投薬開始から約1〜2週間で排膿・軽快することが多い。膿点があれば微小穿刺で即座に症状改善。マイボーム腺梗塞まぶたの縁に白いプツプツとした小さな脂の塊。軽度の異物感。眼科での綿棒圧出、針先による除去(再診料+処置料で数百円程度)霰粒腫の前段階。石灰化して結石化すると角膜を傷つけるリスクがあるため早めの除去が推奨される。
小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。