ネット上でしばしば議論となるのが、「伸びすぎた気根(きこん)を切ってよいのか」という疑問です。ジャングルの自生地において、気根は樹木に張り付いて株を支えるアンカーの役割と、空気中の湿気を吸収する役割を担っています。
結論として、鉢植え環境において邪魔になった気根は、ハサミで根元から切り落としても株本体が弱ることはありません。土壌内の根系が十分に張っていれば、気根を数本切除した程度で生育に支障が出ることは皆無です。
ただし、気根には「挿し木時の発根スピードを劇的に加速させる」という決定的なメリットがあります。気根が付いている節をカットして水に浸けると、気根の先端や途中から無数の白い側根(新根)が数週間で吹き出します。株を増やす目的で剪定する場合は、気根を切り落とさずにそのまま残してカットすることが成功への近道です。