かつて芸能人のすっぴん公開といえば、どこか計算された「あざとさ」や演出感がつきまとうケースも少なくなかった。しかし岡田の今回の投稿からは、そうした打算的な気配が一切感じられない。ただそこにいる「素の自分」を自然体で置いたかのような空気感。これこそが、従来のメディアが作り上げてきた「作られた偶像」という枠組みを壊す爽快感を生んでいる。
SNS上のコメント欄には「女性として勇気をもらった」「飾り気のない姿が一番かっこいい」という声が目立つ。彼女が意図したか否かにかかわらず、この一枚の写真は「美しさとは何か」という問いに対する現代的な回答となり得ている。完璧なメイクで身を包むことだけが美ではなく、自分の生き様や表情そのものが美しさを形作っているのだという強力なメッセージだ。