青柏祭の現場は、熱烈な掛け声と木材のきしむ音、観衆のざわめきが充満する独特の興奮に包まれています。地元青年団のOBは取材に対し、「でか山はただ見上げるだけでなく、綱の引き手や観客の熱気が山に伝わって初めて生き物のように動く。あの重みが動いた瞬間の地響きは一生忘れられない」と語っています。
ベストな観覧スポットとして定評があるのは、「仙対橋(せんたいばし)周辺」および「御祓川大通り」です。川沿いの開けた視界から3基の山が連なる雄姿を捉えることができ、絶好の撮影ポイントとなります。また、辻回しの決定的瞬間を体感したい場合は、鍛治町交差点や府中町の辻付近が人気ですが、安全確保のため観覧規制線が厳格に敷かれます。
お祭り気分を盛り上げる露店・屋台は、主に「能登食祭市場」の周辺広場や御祓川沿いに集中して出店されます。能登の新鮮な海産物を使った浜焼きや地元グルメを堪能できるため、巡行の合間に立ち寄る家族連れで賑わいを見せます。