かつては「観測史上初」と騒がれた都心での気温40度超えが、今や夏の日常的な光景となりつつある。特に千代田区や新宿区といった高層ビル群が密集するエリアでは、夜間になっても熱が逃げず、熱帯夜どころか「超熱帯夜(夜間の最低気温が30度以上)」が連日続く。
さらに深刻なのが、特定の区や町名レベルで猛烈な雨が降る「超局地型ゲリラ豪雨」だ。品川区では晴れ間が覗いているにもかかわらず、隣接する港区では1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降り、道路が冠水するといった現象が多発している。大気の状態が極めて不安定になりやすい地形的・都市構造的な要因が、東京の空をより不気味に変貌させている。