SNS上では「海岸から近くに見えるため、マイSUPや浮き輪で個人で行けるのではないか」といった誤った認識が散見されます。しかし、現地ガイドや海上保安関係者の間では、ユニの浜へ個人で渡航する行為は極めて危険な無謀行為として強く警戒されています。
宮古島と伊良部島の間にある海峡部は、潮の干満に伴って海水が一気に押し寄せたり引き出されたりする「潮流の通り道」です。一見すると穏やかな水面に見えても、水面下では大人の泳力を遥かに超える時速3〜4km以上の急激な潮流が発生しています。実際に、個人で渡ろうとして沖へ流され、自力で戻れなくなって救助要請が出される事案が後を絶ちません。
さらに、砂州の周辺は浅瀬と深みが複雑に入り組んでおり、満潮に向かう時間帯には砂浜が一気に海面下へと沈んでいきます。「気づいた時には足場がなくなり、強烈な引き潮に巻き込まれる」という地形的リスクを甘く見てはいけません。海難事故を未然に防ぐためにも、現地の潮の流れと気象を熟知したプロのガイドが同行するツアーを利用することが絶対条件です。