中島健人のソロ曲として絶大な知名度を誇る『CANDY 〜Can U be my BABY〜』は、作詞を中島健人本人、作曲を北欧の著名プロデューサーであるSamuel Waermo(サミュエル・ワエルモ)が担当して誕生しました。初出となった2013年以降、グループのコンサートや数々の音楽番組で披露されるたび、SNSのトレンドを席巻してきた名曲です。
本作の誕生秘話において特筆すべきは、中島自身が「観客と一緒に叫び、完成させる曲を作りたい」という明確なコンセプトを持ってペンを執った点にあります。歌詞の冒頭から鳴り響く「CANDY LOVE KENTY」というフレーズは、王道アイドルが放つ甘美な世界観を提示しながらも、どこかキャッチーでユーモラスな中毒性を内包しています。
歌詞の行間を読み解くと、単なる恋愛ソングにとどまらず、「アイドルとファンが過ごす刹那の魔法空間」をキャンディの甘さに重ね合わせて描いていることが分かります。自他共に認めるエンターテイナーとしての美学が、ストレートなポップスとして結晶化したからこそ、リリースから10年以上が経過した今も色褪せない輝きを放ち続けています。