日本を出発して海外の目的地へ向かうトランジットの過程において、飛行機 機内 マスク義務や各国の空港ターミナルでの対応はどうなっているのでしょうか。
現在、国際航空運送協会(IATA)加盟の主要航空会社(ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、エールフランス、ルフトハンザ等)において、機内でのマスク着用義務は完全に撤廃されています。機内アナウンスで着用を強制されることはなく、客室乗務員の多くも素顔で接客を行っています。
ただし、長時間フライトにおける機内の湿度は10〜20%台まで低下するため、喉の粘膜保護や乾燥対策、睡眠時の口呼吸防止を目的としてマスクを着ける行為自体は全く問題ありません。日系航空会社はもちろん、欧米系エアラインであっても、座席でリラックスして過ごしている乗客がマスクを着けていることで注意を受けるケースはありません。
注意が必要なのは空港の出入国審査場や保安検査場(米TSAなど)です。パスポートの顔写真照合や生体認証ゲートを通過する際は、いかなる理由があってもマスクを完全に顎の下まで下げるか、取り外すことが厳格に求められます。指示を待たずに自らマスクを外して係官と目を合わせることが、不要な別室送りや足止めを回避する鉄則です。