Q1:財布から昭和33年のギザ十を見つけました。銀行に持って行けば高く両替してもらえますか?
A1:いいえ、日本銀行を含むすべての銀行等の金融機関では、硬貨は「額面通り」にしか両替・入金されません。昭和33年銘であっても10円は10円として処理されます。プレミア価値を現金化したい場合は、日本貨幣商協同組合に加盟している信頼できる古銭・貨幣専門店に査定を依頼するか、ネットオークションに出品する必要があります。
Q2:平成や令和の十円硬貨でも、価値が上がるレアな年号はありますか?
A2:基本的には発行枚数が数億枚単位で安定しているため、現行の年号で高額プレミアがつくものは稀です。ただし、改元によってわずか数カ月しか製造されなかった「平成31年銘」や、キャッシュレス普及により極端に発行枚数が絞られた年号(特年)の「完全未流通ロール」などは、将来的に額面以上の評価を受ける可能性があります。
Q3:昔の十円玉に緑色の青サビ(緑青)がついています。落とさずにそのまま売った方がいいですか?
A3:原則としてそのまま査定に出すことを強く推奨します。爪楊枝やブラシで無理にこすり落とそうとすると硬貨表面に無数の細かい擦り傷(ヘアライン)が入り、コインとしての鑑定グレードが著しく低下します。専門業者は現状のコンディションを含めて適正に評価します。
Q4:十円玉の表と裏はどちらですか?平等院がある方が表ですか?
A4:造幣局の公式見解として、「平等院鳳凰堂が描かれている面が表」で、「10」の数字や製造年号が刻まれている面が「裏」と規定されています。一般的には数字がある方を表と思いがちですが、日本の硬貨は伝統的に主たる意匠(絵柄)のある側が表面です。