Q1:スポーツドリンクを経口補水液の代わりにしても大丈夫ですか?
A1:軽度の予防段階や日常的な水分補給であればスポーツドリンクでも有効です。しかし、すでに頭痛や吐き気、めまいなどの脱水症状が出ている局面では糖分が多すぎ、電解質濃度が不足しています。治療的な吸収速度を求める緊急時には、塩分濃度が高く吸収効率に特化した「経口補水液」を選択してください。
Q2:クーラーを28度に設定していれば室内熱中症は防げますか?
A2:エアコンの設定温度と「実際の室温」には乖離があります。建物の構造や直射日光の入り方によっては、設定を28度にしていても室温が30度を超えているケースが多々あります。エアコンの設定パネルではなく、生活スペースの高さに設置した温湿度計を確認し、室温25〜27度、湿度50〜60%を維持するよう調整してください。
Q3:頭痛がひどいので市販の解熱鎮痛薬を飲んでもいいですか?
A3:自己判断での服用は避けてください。熱中症による頭痛は、脱水による血流量低下や脳血管の拡張が原因であり、風邪や炎症による発熱とはメカニズムが異なります。脱水状態で鎮痛薬(特にNSAIDs系)を服用すると、腎臓への血流が急激に減少し、重篤な急性腎障害を引き起こすリスクがあります。