カスタネットはなぜ赤と青?日本独自に進化した驚きの真相と正しい叩き方

カスタネットはなぜ赤と青?日本独自に進化した驚きの真相と正しい叩き方

カスタネットはなぜ赤と青?日本独自に進化した驚きの真相と正しい叩き方の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

小学校で親しまれる「教育用カスタネット」と、スペイン伝統舞踊で用いられる「フラメンコカスタネット(現地名:パリージョ)」は、名前こそ同じ打楽器ですが、その素材・構造・奏法には大きな隔たりがあります。

比較項目日本の教育用カスタネット本場フラメンコ用(パリージョ)オーケストラ用(柄付き)主たる材質白樺(シラカバ)、ブナ等の合板・天然木グラナディロ、黒檀、高密度樹脂(フィブラ)ローズウッド、エボニー、硬質樹脂紐・ゴムの仕様伸縮性のある丸ゴム紐(着脱が容易)伸縮性のない綿・麻・合繊の専用紐木製・金属製の柄(ハンドル)にバネ固定装着する指主に利き手と逆の中指両手の親指(第1関節付近)指には通さず、手で直接ハンドルを把持音程差・オスメスなし(単一ピッチの打音設計)あり(右手=高音/ヘンブラ、左手=低音/マチョ)製品による(左右ペアで音程差を設ける場合あり)市場実勢価格約200円〜600円程度約8,000円〜40,000円以上約3,500円〜15,000円前後

フラメンコ用カスタネットは、両手の親指に装着し、薬指・中指・人差し指を細かく独立させて打ち付ける「トレモロ奏法(カリエティリャ)」を駆使して複雑な情念を表現します。右手が「ヘンブラ(雌=高音)」、左手が「マチョ(雄=低音)」とピッチが明確に分かれており、2個1組で演奏するのが大原則です。

一方、日本の小学校の打楽器として採用されている教育用カスタネットは、未就学児や児童の握力・指先の巧緻性を考慮し、片手だけでも容易に明確なアタック音が得られるよう、弾力のある丸ゴムで設計されています。

山田 真由
著者

山田 真由

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