2月は日数が少ないにもかかわらず、年中行事や商業イベントが凝縮されています。2026年の最新動向を踏まえた主要行事の特徴は以下の通りです。
日本の伝統行事である節分は、2026年は2月3日(火)に執り行われます。気になる恵方巻の方角は「南南東微南(丙:ひのえ)」です。近年の節分商戦では、かつて社会問題化した大量廃棄への反省から、百貨店やスーパー各社による「完全予約制」の導入が定着しました。高級海鮮を贅沢に使用した1本3,000円前後のプレミアム恵方巻と、手軽に食べきれるハーフサイズ商品の二極化が進んでいます。
一方、月最大の商業イベントである2月14日のバレンタインデー最新トレンドは、価値観のパラダイムシフトが明白です。2026年のバレンタインは土曜日に直撃することもあり、職場等で配る儀礼的な「義理チョコ」の需要は調査開始以来最低水準へと落ち込んでいます。リサーチ会社の市場動向データによると、チョコレート購買目的の第1位は「自分自身へのご褒美(自己消費)」で全体の約62%を占め、次いで「推し活関連のコラボレーション商品」が約24%に達しています。さらに、オーガニックカカオや低糖質、フェアトレードを重視した「エシカル・ウェルネスチョコ」への関心が急速に高まっています。
なお、2月の和風月名である「如月(きさらぎ)」は、寒さで更に重ね着をする「衣更着(きさらぎ)」に由来するという説が最も有力です。草木が芽吹き始める「生更木」や、陽気が更に来る「気更来」など複数の語源説が存在し、厳しい冬の底から春の再生へと向かう日本人の自然観を今に伝えています。