排卵遅れに直面した際、どのタイミングで医療機関を頼るべきでしょうか。放置して自然経過を見てよいラインと、即座に受診すべきラインは明確に分かれます。
【プロの結論】婦人科受診を急ぐべき明確な判断基準
以下の条件に1つでも該当する場合は、自己判断で放置せず婦人科を受診してください。
- 生理予定日から14日以上経過しても生理が来ず、妊娠検査薬が陰性の場合
- 基礎体温を記録していて、低温期が25日以上連続して続いている場合
- 生理周期が39日以上の「希発月経」が2周期以上連続している場合
- 前回の生理開始日から60日(約2カ月)以上生理が来ていない場合
婦人科では、まず超音波エコーで卵巣内の卵胞サイズや子宮内膜の厚みを確認します。必要に応じて血液検査を実施し、LH、FSH、エストラジオール、プロラクチン、甲状腺ホルモン、テストステロンなどの数値を測定します。排卵が止まっている場合は、黄体ホルモン剤(デュファストンやプラノバール等)で一度リセットをかけたり、排卵誘発剤(クロミッドやレトロゾール等)を用いてスムーズな排卵を促す治療が行われます。