ネット検索において最も多く寄せられる疑問が、「玉川学園記念グラウンドは一般利用や個人予約ができるのか」という点です。SNSや地域掲示板では「綺麗な人工芝でサッカーや草野球の練習試合をしたい」「利用料金を払えば個人でも借りられるのではないか」といった期待の声が定期的に上がっています。
しかし、玉川学園の公式発表資料および学内規定によると、記念グラウンドは1983年に創立50周年記念事業の一環として建設された総合体育施設であり、幼稚部から大学院までが集う総合学園の正規授業ならびに玉川大学体育会・中高部活動のための専用施設と位置づけられています。自治体が管理する市民球場や民間のフットサルコートとは異なり、一般の団体や個人を対象とした利用予約システムや時間貸しの利用料金プランは公式に設けられていません。
ネット上で「一般利用できる」と錯覚される背景には、大学サッカーリーグ、高校総体・選手権の予選、地域の少年スポーツ交流戦など、外部のチームを招いて行われるオープンな大会会場として頻繁に名前が挙がる実態があります。対戦相手として招待された場合や、公式戦の登録団体としてグラウンドに足を踏み入れる機会はあるものの、一般市民が休日にふらりと立ち寄ってボールを蹴ったり、枠を押さえてプライベートな大会を主催したりすることはできないのが実情です。