仕事中や電車内など、今すぐお腹の張りをなんとかしたい場面で役立つのが、東洋医学に基づく経絡刺激と、腸の物理的な捩れをほどく運動療法です。生理前ガス溜まる解消法として即効性が期待できる手法を整理しました。
まず押さえておきたいのが、自律神経を整え腸の蠕動を正常化させる生理前ガス抜きツボです。
① 天枢(てんすう):おへその中心から指幅2本分(約3cm)外側にあるツボです。人差し指と中指の腹を当て、息を吐きながら下腹部が軽く沈む程度にゆっくり5秒間圧迫します。便秘と下痢の双方を調整し、停滞したガスの移動を促します。
② 合谷(ごうこく):手の甲側、親指と人差し指の骨が合流する窪みにある万能のツボです。強めに指圧することで大腸の働きを活性化させ、ストレスによる腸の過緊張を和らげます。
③ 太衝(たいしょう):足の甲、親指と人差し指の骨の間を足首側へなぞり、指が止まる窪みです。黄体期のホルモンアンバランスやイライラを緩和する作用を持ちます。
帰宅後や就寝前には、重力と骨盤の傾斜を利用した生理前ガス抜きストレッチを取り入れることで、翌朝の生理前お腹ポッコリ解消へ直結します。
仰向けに寝転がり、片膝を両手で抱えて胸に引き寄せる「ガス抜きのポーズ(パヴァナムクタ・アーサナ)」は、腸管内のガス溜まりを直腸方向へ誘導する代表的な動きです。この姿勢のまま深く腹式呼吸を5回繰り返し、左右交互に行います。お腹を締め付けるタイツやガードルを外し、腹圧を解放した状態で行うことが排ガスの決め手です。