家族で通院する場合、小児への対応力やアレルギー診療の実績は重要な選択基準になります。
未就学児は耳管が太く短いため、鼻風邪から急性中耳炎へとあっという間に悪化します。小児耳鼻科に注力している医院では、スタッフが子どもの保定に慣れており、鼻水を奥までしっかり吸引する専用機器やキッズスペースを備えています。小児科でも鼻炎薬は処方されますが、鼓膜の状態を直接確認し、耳垢の清掃や中耳炎の確定診断を下せるのは耳鼻科ならではの強みです。
一方、毎年の花粉症や通年性のアレルギー性鼻炎に悩む大人向けには、「下鼻甲介粘膜レーザー治療」を導入する医院への注目が集まっています。鼻の粘膜表面をレーザーで照射・収縮させることでアレルギー反応を鈍らせる日帰り処置で、内服薬の眠気が気になるドライバーや受験生、妊婦の方に選ばれています。花粉の飛散が始まってからでは粘膜が炎症を起こして照射できないため、花粉症対策として検討するなら秋口から年内までのオフシーズンに相談を済ませておくのが鉄則です。