検索窓に学校名を入れた際に表示される「我孫子東高校 荒れてる 噂の真相」や「いじめ ネットの反応」という不穏な言説は、実際のところどこまで事実なのでしょうか。大手口コミサイト「みんなの高校情報」における総合評価を見ると、3.76点(レビュー数39件)という、同偏差値帯の高校と比較してもかなり高水準なスコアを記録しています。このギャップの背景には、2つの構造的要因が存在します。
第1の要因は、過去の統合前におけるイメージの残存です。我孫子東高校は2008年(平成20年)、布佐高校と湖北高校の2校が統合されて誕生しました。昭和後期から平成初期にかけての旧校時代、いわゆるヤンキー文化全盛期に持たれていた「やんちゃな生徒が多い」というステレオタイプが、インターネット掲示板やSNS上で無批判に再生産され続けているのが実情です。
第2の要因は、現在の厳格かつ丁寧な生徒指導体制です。学校側は開校以来、生活規律の確立を最重要課題として掲げており、服装・頭髪指導や遅刻防止の取り組みを徹底してきました。学校関係者や保護者の証言によると、「問題行動を起こすような生徒には毅然とした個別指導が入り、放置されることはない」「目立つ不良グループが廊下を占拠するような光景は皆無」という声が多数を占めます。ネット上で煽られる「荒れている」という表現は、現在のキャンパス風景とは大きく乖離した虚像と言わざるを得ません。