極性分子と無極性分子の見分け方|対称性で見抜く試験直前判定法

極性分子と無極性分子の見分け方|対称性で見抜く試験直前判定法

極性分子と無極性分子の見分け方|対称性で見抜く試験直前判定法を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

Q1:電気陰性度の数値をすべて暗記する必要がありますか?
A1:精密な数値を暗記する必要は一切ありません。入試で求められるのは大小関係の把握です。「F > O > Cl ≒ N > C > H」という主要元素の序列さえ頭に入っていれば、すべての極性判定問題を解くことができます。

Q2:オゾン(O₃)は同じ酸素原子だけでできているのに、なぜ極性分子なのですか?
A2:非常に鋭い頻出の例外問題です。オゾンは3つの酸素原子からなる単体ですが、中心の酸素原子に非共有電子対が1組存在するため、分子の形が直線ではなく「折れ線形」になります。さらに共鳴構造によって中心の酸素がプラス、両端の酸素がマイナスを帯びるため、対称性が崩れて全体として極性分子になります。

Q3:分子の極性は、沸点や水への溶けやすさにどう影響しますか?
A3:分子間力に直接影響します。極性分子同士は静電気的な引力(双極子相互作用)が強く働くため、同程度の分子量を持つ無極性分子と比べて沸点や融点が高くなります。また、「似たものは似たものを溶かす」という化学の基本原則通り、極性分子は極性溶媒(水など)によく溶け、無極性分子は無極性溶媒(ヘキサンやベンゼンなど)によく溶けるという性質を示します。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。