Q1:大人になってからでも、成長ホルモン注射を受ければ骨端線が閉じていても背は伸びますか?
A1:伸びません。骨端線が完全に閉鎖した後に成長ホルモンを過剰に投与すると、骨が縦に伸びるのではなく、手足の先端や下顎、眉弓部などの骨が横に肥厚する「先端巨大症(アクロメガリー)」を引き起こす危険があります。成人の低身長に対して保険適用外で成長ホルモンを投与することは、医学的に推奨されていません。
Q2:自分の骨端線がまだ開いているか確認するには、何科を受診すればよいですか?
A2:一般の整形外科、または小児科(成長外来)で相談が可能です。「骨端線のレントゲン撮影を希望する」と伝えれば、手首や膝のX線撮影を行い、数分から即日で判定してもらえます。成人の場合は自費診療(数千円〜1万円程度)となるケースが多いですが、無意味な高額サプリメントにお金を費やす前に、客観的な現在地を知る確実な方法です。
Q3:1か月で10cm伸ばす方法は本当に存在しないのですか?
A3:生物学的に絶対に不可能です。年間10cm伸びる乳幼児期や思春期の最大成長スパート期であっても、月あたりに換算すれば1cm未満の伸び率です。1か月で10cm伸びるという広告や動画は、インソールや厚底靴による物理的な底上げ、もしくは極端なカメラアングルによる目の錯覚を利用した誇大表現であると断言できます。