圧倒的な勝率を誇る強豪ゆえに、ネット掲示板やSNSでは百草グラウンドを取り巻くさまざまな噂や都市伝説が囁かれています。ここでは代表的な3つの噂について、現場のファクトに基づいて真偽を検証します。
【噂1:百草グラウンドでは早朝から深夜まで軍隊のような猛練習が続いている?】
判定:明確な誤り。
昭和のスポ根的な「理不尽な長時間練習」のイメージを抱く人がいまだに存在しますが、現在の帝京大学のトレーニングは極めてスマートかつ科学的です。1回のチーム練習は集中力を最大限に保てる90分〜120分程度でタイトに設計されており、漫然としたダラダラ練習は一切行われません。短時間で高い心拍数と判断スピードを要求する「ゲームインテンシティ(試合強度)」を再現し、残りの時間は入念なウエイトトレーニング、個別のスキル練習、そしてリカバリーや学業に配分されています。
【噂2:一般人はグラウンド敷地内に一切立ち入れず、完全秘密主義である?】
判定:誤解。規律を守ればオープン。
強豪校ゆえの閉鎖的なイメージを持たれがちですが、前述の通り練習日程が公開されている日であれば、地域住民やファンがピッチ脇の指定エリアから練習を眺めることができます。近隣の散歩途中の住民が足を止め、選手たちと清々しい挨拶を交わす光景は百草の日常です。ただし、試合直前のフォーメーション確認など軍事機密に匹敵する戦術セッション時のみ立ち入りが制限されるため、そのギャップが「完全非公開」という極端な噂を生んだと考えられます。
【噂3:百草グラウンド周辺には観客用のカフェや売店、自販機が充実している?】
判定:事実無根。現地周辺は純粋な山林・住宅地。
観光地化されたスタジアムをイメージして訪れると痛い目に遭います。グラウンド敷地内やゲート周辺には、部外者が利用できるカフェや売店、コンビニエンスストアはありません。敷地外に飲料の自動販売機が点在する程度です。夏場の熱中症対策や冬場の防寒具、補給用の飲料水などは、必ず聖蹟桜ヶ丘駅や高幡不動駅の周辺で事前に調達してから現地へ向かってください。