「商学部と経営学部で就職実績に決定的な優劣があるのか」という問いに対しては、採用現場において学部名だけで門前払いされるような差はありません。ただし、学生が選ぶ業界の比率や、面接で評価されるアピールポイントには特色が出ます。
商学部の卒業生は、メガバンク、証券会社、信託銀行、損害保険などの金融機関や、総合商社・専門商社、監査法人、企業の財務部門へ進む割合が高い傾向にあります。財務諸表を読み解く計数感覚や、市場動向を捉える実務的な視点が、金融や流通の現場で即戦力候補として評価されやすいためです。
対して経営学部の卒業生は、経営コンサルティングファーム、IT・通信、メーカーの事業企画・マーケティング部門、人材サービス、広告代理店など幅広い業界で活躍しています。組織力やビジネスモデルを俯瞰して考える思考力、プロジェクトを推進するコミュニケーション能力が求められる職種で強みを発揮します。