「綱」の手書き時に最も多いミスのひとつが、右側の「岡」の内部構造や筆順の乱れです。正確な字形を身につけるために、画数と書き順の要点を押さえておきましょう。
「綱」の総画数は14画です。内訳は「糸偏」が6画、旁(つくり)の「岡」が8画となっています。書き順の要所は以下の3点に集約されます。
1. 糸偏(1〜6画):くびれを意識しながら「く」「く」「一」と運び、下部の3つの点を左・中・右のリズムで打つ(標準字体では縦棒から左右の点へ払う形も許容)。
2. 岡の外枠(7〜8画):7画目で左の縦線、8画目で上横から右下へ折れ曲がる「かぎ」を書く。
3. 岡の内部(9〜14画):枠の中を先に埋めます。まず縦線(9画目)、山のような中央の折り返し(10画目)、右の支え(11画目)と進め、内部を完成させた後に枠の底部を閉じるか、字体(許容字体)に応じたバランスを取ります。
常用漢字や頻出の人名用漢字において、糸偏を持つ文字は数多く存在します。画数や難易度、日常での使用頻度の基準を以下の比較表にまとめました。