Q1:日本の宗教人口で一番割合が高いのは神道ですか、仏教ですか?
A1:文化庁の宗教統計上は神道系が約48%、仏教系が約47%とほぼ拮抗しています。ただし、これは各団体が公表する重複を含んだ数字であり、一般国民個人の自覚としては「無宗教」が7割を超え、特定の宗派を自認する人は少数派です。
Q2:外国人に「無宗教なのに神社に行くのはなぜ?」と聞かれたらどう説明すべきですか?
A2:「自然や先祖に敬意を払う生活習慣や文化的イベントであり、一神教のように教義に縛られた信仰ではない」と説明するのが的確です。日本人の行動は『信じる(Belief)』ではなく『行う(Practice)』という行動様式に重きを置いています。
Q3:なぜ宗教法人はお布施や戒名料に税金がかからないのですか?
A3:憲法で保障された信教の自由に配慮し、お布施等は信徒からの対価性のない「寄付金」と法的に位置づけられているためです。ただし、賃貸マンション経営など営利を目的とした収益事業には法人税が課税されます。
Q4:キリスト教が日本で爆発的に広がらなかった最大の理由は何ですか?
A4:唯一絶対神のみを認め他の神仏を否定する排他的一神教の教義が、森羅万象に神を認める多神教・アニミズム的な日本の文化風土と折り合わなかった点が主因です。また、江戸幕府による徹底した禁教政策と寺請制度の定着も決定的な要因となりました。