シンガポール編のインパクトがあまりにも強烈だったため単発の作品と思われがちですが、実は大成建設と新海誠監督によるアニメーションCMは長年にわたる人気シリーズです。世界各地で日本の技術者が巨大インフラを建設する現場を、美しいアニメーションで描き続けてきました。
歴代の主な作品群は以下の通りです。
- 2011年「ボスポラス海峡トンネル編」(トルコ):アジアとヨーロッパを繋ぐ海底鉄道トンネル建設に従事する技術者の挑戦を描いたシリーズ第1弾。
- 2013年「スリランカ高速道路編」:内戦からの復興を目指すスリランカで、未来を繋ぐ高速道路建設に挑む若手社員の情熱を描写。
- 2014年「ベトナム・ノイバイ空港編」:ハノイの玄関口となる国際空港ターミナル建設を通じ、国境を越えた絆と達成感を表現。
- 2018年「シンガポール編」:地下鉄工事を舞台に、花澤香菜のモノローグと同窓会の対比で社会現象となった話題作。
- 2026年「ミャンマー編」:ヤンゴン新都市開発プロジェクトを舞台に、街と人々の未来を拓く建設の意義を描いた意欲作。
どの作品も一貫して「地図に残る仕事。」という大成建設のコーポレートスローガンを体現しており、新海誠監督の叙情的な世界観と見事に合致した企業ブランディングの金字塔として評価されています。