犯人の逃亡が長期化するにつれ、事件の風化という新たな壁が立ちはだかる。ここで極めて重要な役割を担うのが、Webメディアや新聞・テレビなどの報道メディアである。事件・犯罪ジャーナリズムの本来の意図は、単にセンセーショナルなニュースを消費することではなく、事件を風化させず社会の監視の目を光らせ続けることにある。
「死亡したから捕まらない」という諦念や誤った流言が広まることは、犯人追跡の最大の障害となり兼ねない。正しい事実と捜査の進捗、そして容疑者の特徴を定期的に更新・報道し続けることが、容疑者を社会的孤立へと追い詰め、追い詰めた先に事件解決の瞬間を手繰り寄せることになる。風化に抗う報道の力こそが、被害者と遺族の無念を晴らすための不可欠なピースなのだ。 (出典: 八田興一 指名手配 死んでる(Yahoo!ニュース))
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