すき焼きにおける玉ねぎの切り方は、主に「くし形切り」と「輪切り」の2種類が存在します。それぞれ適した味わいや調理の狙いが異なるため、目指す仕上がりに合わせて選ぶのがプロの流儀です。
すき焼き玉ねぎくし形切りは、煮崩れを防ぎながら長時間の鍋の熱に耐えられる王道のカット法です。芯を薄く残したまま均等な放射状に切ることで、外側から内側へと段階的に火が入り、玉ねぎ本来の力強い甘みとジューシーな食感を最後まで堪能できます。
一方、すき焼き玉ねぎ輪切り(横にスライスする切り方)は、繊維を断ち切るため火の通りが早く、短時間で柔らかくなります。断面の面積が広いため鍋肌に密着しやすく、表面にしっかりとしたキャラメリゼ(焦げ目)を作ることが可能です。すき焼き玉ねぎ甘みを引き出す方法として、あらかじめ香ばしさをまとわせたい場合に絶大な威力を発揮します。