住宅の省エネ・遮熱対策として注目されるのが、屋外サッシやバルコニーに設置するロール式サンシェードベランダ向け製品です。エアコンの消費電力を抑えつつプライバシーを確保できるため、ホームセンター各社でも主力商品として展開されています。
市場で二大勢力を誇るのが、ロール式サンシェードニトリとロール式サンシェードカインズのラインナップです。ニトリは室内外の窓枠に簡単に掛けられる軽量なコードレススクリーンや遮光・遮熱に特化した実用性の高いシェードが揃い、コストパフォーマンスに優れます。一方のカインズは、撥水性や耐候性を強化した屋外専用生地のバリエーションが豊富で、ベランダのサイズに合わせたパーツの拡張性に強みを持っています。
また、外壁に穴を開けられない賃貸マンションや戸建て住宅で支持されているのが、天井と床をポールで固定するロール式サンシェード突っ張り式(オーニングタイプ)です。壁面を傷つけずに広範囲の日陰を作れる利便性がある反面、現場取材からは「突風対策の怠慢による事故」が浮き彫りになっています。突っ張りポールは上下の圧着力に依存するため、風速10m/sを超えるような強風時にはスクリーンが帆の役割を果たし、固定ポールごと倒壊する危険を孕んでいます。外出時や荒天時は確実に巻き上げて収納する規律が求められます。