80年代のブームから年月が経過した今、テクノカットが再び東京や大阪の感度の高いヘアサロンを中心にオーダーを集めている背景には、「ジェンダーレス志向」と「Y2K・レトロカルチャーの再解釈」があります。
メンズにおける似合う人の特徴とアップデート
メンズシーンにおいて、テクノカットが抜群に似合うのは次のような特徴を持つ人です。
- フェイスラインがシャープな卵型・面長型:もみあげを落とすことで顎のラインやエラが美しく際立ちます。
- 首筋がすっきりしている人:バックの刈り上げラインと首のラインが連動し、立ち姿全体のシルエットが引き締まります。
- モード系やモノトーンのファッションを好む人:直線的なヘアスタイルが、構築的な衣服のシルエットと見事に調和します。
現代のメンズテクノカットは、80年代のようにポマードでベタッと固めるのではなく、「シースルーバング」や「緩めのスパイラルパーマ」と組み合わせるアレンジが主流です。無機質なサイドラインと、トップの柔らかな動きというギャップが洗練された色気を生み出します。
レディースショートにおけるモードな進化
注目すべきは、女性層におけるテクノカットの広がりです。レディースショートにおいて、もみあげを耳の付け根ラインに沿ってシャープに切り揃える「ハンサムショート」「モードテクノボブ」が絶大な支持を集めています。
大振りのピアスやイヤーカフ、アイウェアが完璧に引き立つため、横顔の美しさを追求するファッショニスタから選ばれています。後頭部に女性らしい丸みを残しつつ、サイドだけを鋭利にカットするバランス調整により、マニッシュでありながらエレガントな気品を両立させることが可能です。