公的機関の動きも急だ。
厚生労働省や世界保健機関 (WHO) は、年間を通じて適切な水分補給を行う重要性を繰り返し啓発している。厚生労働省が策定するガイドラインでは、成人が1日に必要とする水分量は食事由来も含めて約2.5リットルと指示されている。このうち飲み水として意識的に摂るべき量は少なくとも1.2リットルだ。
先日も医療番組の特集がNHKプラスで配信され、若年層から高齢者層に至るまで、慢性的な水分不足がもたらす全身疾患への影響が大きな反響を呼んだ。脱水は夏季の熱中症予防だけの課題ではない。一年中あらゆる季節で対策が求められる全世代型の健康課題なのだ。