生活協同組合の原点を掘り下げると、日本の福祉や労働運動にも大きな足跡を残した賀川豊彦の「相互扶助」の精神に行き着く。生活者が互いに支え合い、安心・安全な生活物資を共同で調達するという志が、生協組織の基盤となっている。
四国エリアにおいても、かつて松山生活協同組合として地域に根を張り、統合や再編を経て現在の生活協同組合コープえひめへと受け継がれてきた。日本生活協同組合連合会に加盟する全国的なネットワークと連携しつつも、現場での食の安全や地域貢献への取り組みは常にブレていない。単なる利益追求型の一般的なスーパーマーケットとは一線を画す理念の深さが、長年の信頼を支えているのだ。