犬寄峠が位置する伊予市中山町付近は、瀬戸内海側の温暖な気候と四国山地の冷涼な気候がせめぎ合う境界線上にあります。松山市街地の気温が4℃〜5℃程度であっても、標高差による気温逓減率と放射冷却の影響により、犬寄峠付近では氷点下1℃〜2℃まで一気に下がることが日常茶飯事です。
特に危険なのが、雨が降った直後に寒波が流入するタイミングです。アスファルトの隙間に残った水分が急速に凍結し、見た目には単なるウェット路面に見えるトラップが形成されます。外気温計が3℃以下を示している場合は、すでに路面温度は0℃以下になっている可能性を想定し、急ハンドル・急ブレーキを避けた慎重な操作が不可欠です。