適切な環境下で飼育された個体は、30年から50年近く生きる長寿なパートナーとなる。寿命を最大限に引き出す鍵は、原産地のマイクロクライメイト(微気候)をケージ内に忠実に再現することにある。日本爬虫両棲類学会の報文やフィールドデータからも、温度勾配の確保が生理機能の維持に直結することが示されている。
ケージサイズは成体一匹につき幅90cm×奥行45cm以上を確保したい。全体温度は日中26〜28℃、夜間は20〜22℃まで落としてメリハリをつける。ホットスポット直下は32〜35℃に設定し、高出力のメタルハライドランプや紫外線灯で十分なUVB照射を行う。湿度は全体を50〜60%に保ちつつ、一部に湿らせたヤシガラ土を敷いたウェットシェルターを設置することで、乾燥による呼吸器疾患と過湿による皮膚トラブルを同時に防ぐことができる。