並木氏の私生活や結婚観を語る上で欠かせないのが、彼が提唱し続ける「統合(とうごう)」という生き方です。統合とは、外側の出来事や他人に一喜一憂するのではなく、自己の内側にあるネガティブな周波数(不安・恐れ・執着など)を手放し、本来の完全な意識へと戻っていくプロセスを指します。
この思想において、パートナーシップは「孤独を埋めるための手段」や「依存の対象」ではありません。並木氏は講話の中で、真のパートナーシップについて次のような主旨を語っています。
「自分自身が内面で満たされ、自立した完全な存在(1つの丸)になって初めて、同じように自立した相手と調和的な関係を築くことができる。欠けた部分を相手に埋めてもらおうとする結婚生活は、いずれ執着と摩擦を生むことになる」
世間一般が求める「形式的な婚姻関係」や「世間体のための結婚」に囚われず、自らの魂が望む生き方をストイックに貫く姿勢こそが、彼が独身を続ける根本的な理由といえます。