海外の大手ゲームパブリッシャーやハリウッドの映画スタジオが描く「近未来の東京」には、必ずと言っていいほど彼らのスタイルが投影されている。ネオン管の光が濡れた路面に反射し、サイケデリックなエキゾーストノートがビル街にこだまする光景。それはもはや現実に存在するサイバーパンクだ。
オープンワールドゲームのカスタム要素として登場し、海外のストリートレーサーたちがこぞってそのスタイルを真似る。日本国内のアンダーグラウンドで生まれた異端の表現が、カルチャーの海を渡り、世界のポップカルチャーの標準フォーマットへと昇華された瞬間だった。