華やかに見える杉浦家ですが、思春期を迎えた長男との間には、どの家庭とも変わらない生々しい反抗期の葛藤が存在しました。かつて辻さんは、自身のYouTubeや取材インタビューにおいて、長男とのコミュニケーションの難しさに直面し、思わず涙を流した体験を率直に打ち明けています。
それまで「ママ、ママ」と甘えていた息子が、中学生になると同時に無口になり、話しかけても「別に」「普通」とそっけない返答しか返ってこない日々。部屋に閉じこもりがちになり、母親の干渉を嫌がる青空くんに対し、辻さんは強い戸惑いと寂しさを抱いたといいます。
この危機を救ったのが、父親である杉浦太陽さんの存在でした。杉浦さんは男親としての経験から「男の子の反抗期は、自立しようともがいている健全な証拠。母親には素直になれなくても、男同士なら通じるものがある」と辻さんを支えました。サウナや筋トレ、野球の練習など、言葉少なでも通じ合える「男同士の時間」を共有することで、息子のガス抜き役を引き受けたのです。
無理に聞き出そうとせず、温かい食事を用意して一歩引いて見守る。そうした夫婦の連携によって、反抗期のピークを越えた青空くんは、次第に辻さんに対しても自然な感謝の言葉を口にするようになり、家族の絆は一段と強固なものへと昇華されました。