実は孤独の歌?アース・ウィンド&ファイアー『Boogie Wonderland』衝撃の真相

実は孤独の歌?アース・ウィンド&ファイアー『Boogie Wonderland』衝撃の真相

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アース・ウィンド&ファイアーが1979年にリリースしたアルバム『黙示録(原題:I Am)』は、グループのキャリアにおいて最高到達点の一つとされる傑作です。前年に放った『September』の爆発的成功の熱気が冷めやらぬ中、ディスコブームが最高潮を迎えていた時代にドロップされたのが、アルバムを象徴するキラーチューン『Boogie Wonderland』でした。

当時、全米ビルボードのR&Bチャートで第2位、ホット100で第6位を記録し、全英シングルチャートでも第4位に食い込むなど、文字通り世界中を席巻しました。同年のグラミー賞では「最優秀R&Bインストゥルメンタル・パフォーマンス賞」を受賞し、「最優秀ディスコ・レコーディング賞」にもノミネートされるなど、批評的にも商業的にも圧倒的な勝利を収めています。

アース・ウィンド&ファイアーの代表曲といえば、『Fantasy(宇宙のファンタジー)』や『Let's Groove』などが挙げられますが、本作はその中でも極めてドラマティックな構成美を誇ります。リーダーであるモーリス・ホワイトの綿密なプロデュースワークと、フィリップ・ベイリーの代名詞である天上のファルセットボイス、そしてフェニックス・ホーンズによる鋭利なブラスセクションが完璧な調和を見せています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。