星野みなみのアイドルとしてのキャリアは、乃木坂46の歴史そのものと言っても過言ではありません。2011年8月に1期生オーディションに合格後、デビューシングル『ぐるぐるカーテン』で生駒里奈、生田絵梨花とともにフロントを務め、「生生星(いくいほし)」と呼ばれる伝説のトリオを形成しました。彼女の天性の愛嬌と声のトーンは、初期のグループカラーを決定づける重要な要素でした。
しかし、活動10周年を迎えた2026年9月、一部週刊誌による熱愛報道が公表されます。高級フルーツ通販会社の後継者男性との交際および宿泊が報じられ、シングル活動の自粛という事態に発展しました。同年11月に活動再開を果たしたものの、翌12月には自身の公式ブログにおいて卒業と芸能界引退の意向を表明することとなります。
2026年2月12日、東京国際フォーラムで開催された『星野みなみ 卒業セレモニー』のステージで、彼女はファンやメンバーに対して深々と頭を下げ、10年間の感謝とともにアイドルの看板を下ろしました。多くのタレントが卒業後にインフルエンサーや舞台俳優へ転身するなか、「一般の道へ進む」という潔い選択を取ったことは、彼女が芸能界という表舞台に固執せず、自らの人生の主権を取り戻すための厳格な決断であったと言えます。