長年親しまれてきた無料ショッパーの歴史に大きな転換点が訪れたのは、2026年10月1日のことでした。政府による容器包装リサイクル法の改正(同年7月施行)を受け、株式会社オリエンタルランドは環境負荷低減を目的とした「レジ袋の有料化」を発表しました。これにより、イベントごとに異なる絵柄でゲストを楽しませてきた薄手プラスチック製のお土産袋の無料配布は、完全に幕を閉じることとなったのです。
ディズニーお土産袋の無料配布終了の経緯を振り返ると、単なるコスト削減ではなく、地球環境への配慮という国際基準に即した企業姿勢の表明でした。導入された有料レジ袋は、サトウキビ由来のバイオマスプラスチックを40%配合した厚手仕様へと刷新され、現在は小サイズ・大サイズ(各20円〜)として提供されています。
この有料化施策によって、ゲストの消費行動には顕著な地殻変動が起きました。ただ袋を購入するのではなく、「どうせお金を払うなら、長く日常使いできる丈夫なバッグを手に入れたい」という心理が定着し、不織布やポリエステル素材を採用したファスナー付きショッピングバッグの需要が爆発的に高まったのです。