SNSや一部のライト層の間では「クロアチアはモドリッチだけのチーム」「モドリッチが引退したら一気に弱体化するのではないか」という声が散見されます。しかし、これは実態を見誤った典型的な誤解です。
確かにモドリッチは唯一無二のバロンドーラーですが、クロアチア代表の強みは「特定の個人に依存しすぎない組織的連動性」にあります。コヴァチッチのようにプレミアリーグの頂点で戦う実力者が脇を固め、ディフェンスラインにはグヴァルディオルという世界最高峰の若手が君臨しています。
さらに、クロアチアの国内リーグ(HNL)はヨーロッパ中のスカウトが注目するタレントの宝庫であり、ディナモ・ザグレブやハイドゥク・スプリトなどの下部組織から次々と欧州基準の有望株が供給され続けています。世代交代の移行期にあっても代表チームが国際競争力を失わない構造こそが、この国の真の強みです。