旧新館タワーの跡地に誕生した「紀尾井タワー」の30階から36階を占めるのが、西武・プリンスホテルズワールドワイドのフラッグシップホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」です。
マリオット・インターナショナルの最高級カテゴリーである「ラグジュアリーコレクション」にも加盟しており、日系ホテルのきめ細やかなホスピタリティと外資系ラグジュアリーの洗練されたデザイン美が見事に融合しています。インテリアデザインを手掛けたのは、世界最高峰の空間クリエイターとして知られるロックウェル・グループ・ヨーロッパ。「ギャラリー」の名が示す通り、館内随所に現代アートが配され、まるで美術館に滞在しているかのような高揚感を演出しています。
実際にホテルを訪れた宿泊者の記録(宿泊記)や現場取材から見えてくるのは、地上約140〜180メートルの高層階ならではの圧倒的なパノラマビューです。特に特徴的なのが、窓枠をフレームに見立てた「デイベッド付きピクチャーウィンドウ」です。窓際に体を預けながら、眼下に広がる赤坂御所や皇居の緑、遠くに望む富士山や東京タワーの絶景を一人占めできる設計は、滞在体験に類を見ない贅沢さをもたらしています。
また、34階に位置する「クラブラウンジ」は、スイートルームおよびグランドデラックスルームの宿泊者、マリオットの特定上級会員のみがアクセスできる特別なサンクチュアリです。朝食、ティータイム、イブニングカクテルと時間帯ごとに提供されるフードプレゼンテーションのクオリティは極めて高く、静謐で品格ある空間が維持されています。