SNSやネット掲示板、ドライブレコーダー動画が投稿される動画サイトでは、ウインカーのタイミングが遅い車両に対する強い憤りの声が渦巻いています。
X(旧Twitter)や5ちゃんねるなどのコミュニティを観察すると、「ブレーキを限界まで踏んで完全に減速してからウインカーを出す車が多すぎる」「右折レーンに入ってからチカチカ出されても、後ろの車は車線変更の判断が遅れて渋滞になる」「ハンドルを切りながら出すのは合図ではなくただの確認ボタンか」といった痛烈な批判が日常的に投稿されています。JAF(日本自動車連盟)が過去に実施した交通マナーに関するアンケート調査でも、地域を問わず「合図を出さずに車線変更や右左折をする車が多い」という回答が上位を占め続けています。
現場で多発している「ウインカー遅延車」の典型パターンには以下のようなものがあります。
- 減速先行型:まずフットブレーキを強く踏んで減速し、曲がる数メートル前でウインカーを出す。後続車は「なぜ減速したのか」が分からず急ブレーキを強いられる。
- 右左折レーン過信型:矢印信号や右左折専用車線にいるから「周囲は分かっているはず」と高をくくり、完全に合図を省略する。
- フェイント型:ノーウインカーで交差点に接近し、歩行者の横断待ちで急停止した後に初めて合図を点滅させる。
追突事故を防ぐ合図の理由は、後続車に対して「これから私は減速します」という事前予告を与える点にあります。減速してからウインカーを出す行為は、後続車に対してブレーキランプという結果だけを突きつけている状態であり、追突事故を誘発する最大の要因です。