世界規模のストリーミングサービスが日本のドラマ制作の主戦場となった今、画面から伝わる「言語を超えた説得力」がかつてないほど重視されている。欧米の屈強な俳優陣と並んでも一切見劣りしない骨格と、ミリタリーやタクティカルな所作を完璧に体現できる役者は、国内市場において極めて希少だ。
アクションシーンにおける重心の低さ、銃器の構え方ひとつ取っても、長年の修練が滲み出る。セリフの翻訳に頼らずとも、一挙手一投足でキャラクターのバックボーンを語り切る身体言語。グローバルなオーディエンスを相手にする制作陣が、重要なキーマンとして彼の名を真っ先に挙げる理由はここにある。