車門を開けて迎えるのは、看板メニューの手羽先だけではない。移動販売車のために開発された専用メニューが、ファンのリピート熱に拍車をかけている。片手で手軽に食べられるよう骨を抜いた特製クリスピーチキンや、山ちゃんスパイスを惜しげもなくまぶした「幻のフライドポテト」、さらにはスパイシーな鶏皮チップスなど、ストリート仕様に最適化されたラインナップが並ぶ。
特に若い世代や海外からの旅行者を惹きつけているのが、クラフトビールやハイボール缶とのセット販売だ。プラスチックカップではなく、持ち歩きやすさと保温性を両立したオリジナルパッケージに詰められたフードとドリンク。街のベンチや芝生に腰を下ろし、太陽の下で楽しむそのスタイルは、居酒屋のカウンターで飲むそれとは全く異なる、新しい都市のレジャー文化として定着しつつある。