名門であるがゆえに、インターネット掲示板やSNS上におけるファンの反応は極めて熱狂的であり、時に容赦のない批評へと変わります。神宮に通い詰めるオールドファンから現役学生、ネット上のウォッチャーまで、その評価は多角的に分かれています。
ネット上の好意的な声として目立つのは、「最後まで泥臭く白球を追う姿勢」「挨拶やマナーを含めた立ち振る舞いの美しさ」に対する称賛です。「他大学に比べて派手さはないが、きっちりとバントを決め、隙のない走塁をする姿に学生野球の原点を見る」という意見は多く、勝敗を超えた部分でファンを惹きつけています。
一方で、手厳しい指摘が投じられるケースも少なくありません。ネットの掲示板やSNSでは、以下のような声がリアルに交わされています。
- 「送りバント多用の手堅い采配が裏目に出て、ビッグイニングを作れずに惜敗するパターンがもどかしい」
- 「ドラフト上位候補を擁しながら、好機で一本が出ない勝負弱さの克服が急務ではないか」
- 「下級生への負担や伝統的な規律が、現代のアスリートの自由な発想を縛っていないか」
早稲田を愛するがゆえの叱咤激励であり、ファンの要求水準が常に「リーグ優勝」および「全国制覇」に置かれていることの裏返しでもあります。小宮山監督自身もそうした外野の喧騒を熟知しており、批判の声を受け止めつつも「勝つための最善手」を貫く揺るぎない姿勢を見せています。