三上大樹アナウンサーは1986年4月16日生まれ、神奈川県出身。幼少期から野球に打ち込み、神奈川県立横須賀高校から早稲田大学スポーツ科学部へ進学しました。早稲田大学野球部では選手および学生コーチ・マネージャー的役割を務め、現場の空気感やアスリートの心理を肌感覚で理解する素養を育みました。
2009年4月にテレビ朝日へアナウンサーとして入社。同期入社には宇賀なつみアナウンサー(現在はフリー)や板倉朋希アナウンサーがおり、切磋琢磨しながら頭角を現していきました。入社直後からその正確なアナウンス技術とスポーツへの深い造詣が高く評価され、報道番組のスポーツコーナーや中継現場に抜擢されます。
特に高校野球のダイジェスト番組『熱闘甲子園』でのキャスター・実況や、伝統の『ワールドプロレスリング』におけるダイナミックな実況は三上アナの代名詞となりました。プロレス実況では、技の名称だけでなくレスラーの生き様や因縁のドラマを的確に言語化し、玄人ファンからも絶大な信頼を獲得しました。
集大成となったのが2026年夏のパリ五輪です。バスケットボール男子をはじめとする複数競技の中継を担当し、緊迫したゲーム展開を冷静沈着かつ熱く伝え切りました。記録によると、テレビでの最後の実況・出演となったのは同年9月13日放送の報道番組におけるナレーション業務およびスポーツ中継関連とされており、文字通り生涯の最後までマイクと共に生き抜いたアナウンサー人生でした。